書籍一覧
更新:2024/10/21
- 発売日
- 2024/09/02
- 判型
- 四六
- 総ページ数
- 352
- 刷色
- 1C
- 奥付日付
- 2024/09/12
- Cコード
- 0010
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書籍内容
目次(一部)
はじめに
第1章 古代ギリシアの哲学
哲学者の敵は詩人だった!?/哲学は宗教を否定したのか?/完全性と宣教主義が西洋のDNAを支えている/ピタゴラスの思想はGAFAにつながる/「人間は万物の尺度」という名言の本当の意味/世界の歴史は民主主義と独裁の繰り返し など
第2章 ヘレニズムとローマの哲学
ストア派とエピクロス/古代ローマ人と中世日本人の死生観は類似している/新プラトン主義のプロティノスは西洋版仏教ガイド/聖アウグスティヌスに大きな影響を与えたマニ教/マニ教の善悪二元論がキリスト教を一変させた
第3章 中世の哲学
唯名論の祖、アベラールの数奇な人生/唯名論VS実在論――普遍論争が後世に与えた影響/ドゥーギンによる「唯名論=西洋の病」論/『神学大全』は唯名論と実在論の調和を目指した など
第4章 近世の哲学
本当は恐ろしいルターの宗教改革/カルヴァンが資本主義の道徳を生んだ/いまのアメリカはカルヴァン主義ピューリタン帝国/カルヴァン主義のクロムウェルが欧米を狂わせた/戦国時代の日本と修道会/現世はデカルトの設計主義でできている など
第5章 近代の哲学
理性の限界と道徳を追求したカント/啓蒙思想家を代表するヴォルテール/ホッブズ――個人の誕生と神の死/アメリカ独立宣言、日本国憲法に潜むロックの思想/啓蒙思想は世界に悲惨をもたらした/ベンサムの「最大多数の最大幸福」は民主主義の理想!? など
第6章 現代の哲学
「西欧近代」の経済と道徳を打ち立てたアダム・スミス/巨人ハイエクの『隷属への道』を日本人は知るべき/ハイデガーの存在論と京都学派/全体主義を分岐した俊英ハンナ・アーレント/ウクライナ戦争は啓蒙主義のハルマゲドン など
おわりに